2002年11月9日(土)21:35

フランス政府はジスカールデスタン議長の発言に与せず

パリ(AP)

フランス政府は土曜日、前日トルコの欧州連合加盟に強く反対した、EU将来像会議のヴァレリー・ジスカールデスタン議長の発言を退けた。発言はジスカールデスタン議長の個人的な意見であるとジャン・ピエール・ラファラン首相は述べた。

ジスカールデスタン元フランス大統領は金曜日トルコについて『ル・モンド』紙に、「トルコはヨーロッパの国ではない」。ヨーロッパの外へのEU拡大は原則的な問題を引き起こす、と元フランス大統領は『ル・モンド』紙に述べた。「私の意見を述べるならば、これは欧州連合の終焉を意味する」。欧州委員会は金曜日ブリュッセルにおいてこの見解に反論した。トルコは控え目な反応を示し、これまでどおり欧州加盟を目指すと強調した。

原題:Paris distanziert sich von Tuerkei-Bemerkung Giscards




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